2012年1月27日金曜日

ベージュ色のMac

Macは今2台、働いてくれています(どちらもデスクトップです)一台はPower Mac G4(QuickSilver)ですが、一昨年くらいから、とうとう動画サイトなどを見る事ができなくなってしまいました。で、今はほとんどDTM(Logic)専用Macとなっています。(詳しくは後日)

もう一台はベージュ色のミドルタワーPower Macintosh G3で、仕事で取引があった医科大学で使われていたけど、新しいMacを導入するから処分されたものをもらいました。さすがお医者さん関係、メモリも大盛り!でしたが、この子も今となっては力不足で、OSも9です(OS Xは入れてみたのですが重過ぎました)。この子は今、スカパーのチューナーからAV端子(赤白黄色)を突っ込んで、TV代わりにしています。

前にも少し触れましたが、初めてのMacは、今で言う「ベージュマック」で、1993年のクリスマス前に届いたCentris660AVでした。
僕にとって初めての本格的パソコンとして、いろいろ働いてもらったPCです。
僕の周りではPC-98が幅を利かせていた頃で(ワープロは一太郎、表計算はロータスだったのかな?「エクセル」、「ワード」では無かったように思います)
その頃まで僕はそんなソフトを使うような仕事ではなく、触った事もありませんでした。でも知り合いの「Mac使い」の知人から「エクセル」「EZワード」「イラストレーター」「ファイルメーカー」「ノートン」「ページメーカー」などを頂き(&まだADSLの時代では無かったのでネットはできず)ちょこちょこといじっていました。

DTMは行いたかったのはありますが、実はその頃は漠然と考えていただけで、「DTMをするにしろ、Macというものを知らなきゃいけない」と思っていた頃でしたし、何しろこのセントリス君のためにお金を使いはたいてしまったものですから、DTMはちょっと後の事になります。

さあ「Macでどんな事ができるのか?」が始まりました。
この子には「CD-ROM]がついてるからCDは聞ける(でもまだMP3というものも無かったし、WAVは容量は大きいからHDD(230MBでした)に入れるのは無理)ほうほう、なるほど(CDプレーヤは用済みだな)。AVなので、後ろに赤白黄色のin&outがある。ビデオデッキに繋いでビデオを見る事ができる。ほうほう、なるほど(ブラウン管TVは、使わないな)。SCSIというものがあってスキャナーを繋いでコピー機代わりにできる。ほうほう、なるほど(本はHDDに入れちゃえば古本屋に持っていけるな)。などなど。だいぶ部屋が片付きました。
(で、間もなくKORGの「AUDIO GALLERY(Vision&音源付き)」とRolandのPC-180を買ってDTMも始めた訳ですが、その話は後日)

Mac信者になった僕は、Mac雑誌を買いあさり、休みの日には、何件も家電量販店のPCコーナーをハシゴして、連休があれば大阪日本橋(家からは秋葉原よりも近いから)のMac専門店へ足を運んで。ということが数年続きました。(その頃に安くインターネットができる時代が来ていれば、楽に情報を仕入れることができたのでしょうが、まだ僕の地元のほうまでは来て無かったです、ネットカフェというものもありませんでしたし、ネットできる場所はPCショップと、大手カラオケボックスチェーン店で2~3台置いてあったWin3.1PCで、プリペイドカードを買わされ、1時間¥1000というボッタクリでした)

ともかく、セントリス君は今、メモリ&HDDは外され、部屋のインテリア(というか荷物の下敷き)になっていますが、決して捨てる事はできません。

0 件のコメント:

コメントを投稿